貧血の予防 食事の注意点

貧血対策には、食事等により鉄を体に吸収する必要がある。

【鉄の種類】
食品に含まれる鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類がある。

〔ヘム鉄〕
赤みの肉や魚、レバーなどに含まれる鉄で、体に吸収されやすいのが特徴。吸収率は非ヘム鉄の約6倍の約30%。ダイエットにより肉や魚を食べないなどの食生活の偏りでヘム鉄が不足する傾向がある。ヘム鉄が豊富な食材は、牛、豚などの赤身肉、レバー、まぐろ、かつお、あさり、まいわし、うるめいわし、しじみ、かき » Read more..

貧血の原因について

貧血になる原因は、無理なダイエット、バランスの悪い食事、生理、痔や胃炎、婦人科系の病気などの日常生活が影響するものが多く、誰でも貧血になる可能性がある。

  • ダイエット  食事の量を極端に制限したり、肉や魚を食べないような、無理なダイエットをすると、血液をつくる元となる鉄やタンパク質が不足し貧血を起こしやすくなる。ダイエット中に爪が割れたり疲れやすくなったら貧血になっている可能性あり。 » Read more..

貧血の様々な症状について

貧血の手前の「潜在性鉄欠乏状態」の段階では、さほどひどい症状はあらわれないものの、次のような症状があれば「貧血」を疑う必要がある。

  • めまい  脳が酸素不足の状態になると、めまいが起こる。長時間立っているときにに起こるめまいや立ちくらみは、脳貧血によるものですが、血液が下半身に集まって脳まで血液が回らず、一時的に酸欠状態のなるのが原因で、鉄欠乏性貧血とは異なる。
  • 氷を食べたくなる  「氷食症」とも呼ばれ、貧血の症状のひとつ。貧血になると口の中の温度が高くなり、冷やすために氷を食べたくなるという説、鉄欠乏によって食の嗜好が変化するという説など、詳しい理由は不明。 » Read more..